着手可能なワークのみ実行できる制限を設定する
案件内にあるワークカードは、基本的には作成したプロセスに沿って実行(完了)していきますが、業務の状況に応じて後続のワークを先に実行するなど、柔軟に進めていくことも可能です。
一方で、業務によっては作成したプロセスに沿って順番通りに進めたいことがあります。その様なときには、実行できるワークを設定で制限することができます。
ここでは、実行できるワークを「着手可能なワーク」のみに制限する方法についてご案内します。
実行できるワークの制限機能は「Standardプラン」「Expertプラン」をご利用のお客様のみ利用可能です。
■実行できるワークの制限機能の概要
通常の運用
通常の案件では、後続のワークを先に実行することが可能です。
基本的には作成したプロセスの順番に沿って進めることが望ましいですが、業務の状況に応じて臨機応変に実行するワークを選択することが可能です。
実行できるワークを制限した運用
実行できるワークを制限した場合、実行できるワークは「着手可能なワーク」に限定されます。
「着手可能なワーク」とは前工程のワークが完了し、現在順番が回ってきているワークのことを指します。
実行可能なワークを制限することで、手順通りに進めなければいけない業務において、オペレーションの統制を行うことができます。
実行できるワークを制限した際は、着手可能なワーク以外は「完了」と「スキップ」ができなくなります。
■実行できるワークを制限した際の挙動
ここでいう実行とはワークの「完了」と「スキップ」の操作を指します。
制限を設定した際は、着手可能となっていないワークの完了もしくはスキップができなくなります。
■実行できるワークの制限を設定する
1. 案件を開く
実行できるワークの制限をしたい案件を開きます。
2. 操作メニューを開く
ヘッダーメニューにある[操作](歯車アイコン)をクリックします。
3. [「着手可能のみ」の変更]をクリックする
[「着手可能のみ」の変更]をクリックします。
4. 着手可能のみのオン/オフを切り替える
[変更]をクリックし、設定を切り替えます。
制限をオンにすると、ストリーム画面の左上に制限のマークが表示されます。
着手可能となっていないワークを完了、スキップしようとするとアラートが表示されます。
テンプレートでも同様に制限を設定することが可能です。テンプレート上で設定した場合は、設定が引き継がれた状態で案件の開始ができます。
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