【テンプレート】基準日を設定する
テンプレートから案件を開始する際に、各ワークカードに業務を完了する期限が割り当てられます。この期限を一連の業務の基準日から計算し自動で割り当てすることができます。
■基準日とは
「基準日」とはテンプレートから案件を開始する際に、ワークカードに割り当てられる期限日の基準となる日のことです。
BYARDではワークカードごとに期限日を設定することができます。
実際に業務を進める際に利用する「案件」では、具体的な日付の入った期限日に沿って業務を進めていくことになります。
毎月発生するような定型業務であれば、効率的に業務を開始するためにも、予めテンプレートを用意することができます。
「テンプレート」は業務のひな形となるため、具体的な日付ではなく所要日数を表すために整数の値を入れていきます。
テンプレートから案件を開始する際に、テンプレート内のワークカードに設定されている日数(整数)を計算し、案件内のワークカードに期限日(具体的な日付)として割り当てていきます。この計算の基準となる日付が「基準日」です。
業務には必ず開始日か期限日があります。
例えば、入社対応や年末調整といった多くの業務には、一連の業務の最終期限があります。最終期限が明確な業務は、最終期限の日付が基準日になるといえます。月末に終わらせないといけない業務であれば、その月の最終日が基準日となります。
一方で、産休・育休対応のように一連の業務を終了する日付が明確でない場合は、業務の開始日が基準日になるといえます。
■期限設定の流れ
- テンプレートの各ワークカードには「期限日」を設定することができます。この期限日は基準日から±○日の形で、業務の期限を設定します。
- テンプレートから案件を開始する際に、「基準日」を設定します。 基準日を設定すると自動的に案件全体の「開始日」と「期限日」が割り当てられます。
- 案件が開始されると、ワークカード内に具体的な日付の入った期限日が自動で設定されます。この期限日は「1.ワークカードの期限日」と「2.案件の基準日」を基準に自動で計算されます。
■基準日設定の考え方
・基準となる日数は「0日」
テンプレートのワークカード内に設定できる日数はプラスの値だけでなく、0やマイナスの値も設定できます。中でも「0日」は期限日を計算するにあたって基準となる日数であり、0日=案件の基準日となります。
・テンプレートのワークカードに設定する期限日は基準からの日数
テンプレートのワークカードに設定する期限日は、カード間の期間を指定するものではなく、基準から◯日後(前)までの期限を指定する考え方になります。
・基準日から逆算で期限を設定する場合の考え方
ワークカードの期限日にマイナスの値を設定している場合は、基準日から逆算で各業務の期限が割り当てられます。
例えば、2/8を基準日として案件を開始した場合は、2/8から前に各業務の期限日が設定されることになります。
入社対応の例)
・基準日から順算で期限を設定する場合の考え方
ワークカードの期限日にプラスの値を設定している場合は、基準日から順算で各業務の期限が割り当てられます。
例えば、2/1を基準日として案件を開始した場合は、2/1から後に各業務の期限日が設定されることになります。
関連記事